よく通る道に、凄まじいとんかつ屋がある。
一枚が暴力的に大きく、威圧的にぶあつい。
そのあまりの存在感に、ついついお店に入るのをためらってしまうほどなのである。
この前、そのお店に入ってのけてやろうかと言う話になったのだが
「しかし、ここのとんかつは、食べても食べても減らない
とんかつ地獄
だからなあ」
と、おじけづいていたところ、ある友人がいってのけたものだ。
「いやいや、いくら食べても食べても減らない
とんかつ天国
ですよ(笑)」
な、なるほど、同じ環境でも、人によって、天国にも地獄にもなりうるということか。
おおいに勉強になったのでありました。
巨椋修(おぐらおさむ)拝