巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

最近の若いヤツは〜と言い出したら、その人は劣化している


友人の碇さんが、会計士協会の研修で田原総一朗氏の講演会に行ったらしい。

そこで田原さんは

「40より上の世代は期待できない。しかし、30代前半から下は、しっかりした人材が多い」

その理由は

「バブルの体験がないため堅実で、なおかつ上の世代には期待できないことをよく知っているから、自分で何とかしようとする。

そして、自分のやりたいことを実現するために、極めて堅実な方法をとることができる」

とおっしゃったそうな。

ぼくもそう思う。

就職事情ひとつみても、30代以下は就職氷河期であり、それ以上の年代となると、例えばバブル世代などは、多少ボンクラでも正社員になれたどころか、面接にいけばタクシー券をくれたり、入社したらグアム旅行がついてきたりした、超甘アマ世代といっていい。

そんな人たちが「最近の若いヤツラは〜」とかいっているのを見ると、芸のない道化師を見ているようで、笑うにも笑えない気分になる。

そもそも、「最近の若いヤツラは〜」というセリフは、古代エジプトの文献に残っているらしいが、そういうことを言い出したら、その人はすでに劣化がはじまっているといっていい。

「最近の若いヤツラは〜」という言葉を紐解いてみれば、「最近の若いヤツラよりもボクの若い頃の方が優秀だったんだよ〜」ということなのだ。

このことを考えれば、いかに「最近の若いヤツラは〜」というオジサンオバサンに謙虚さがなくなり。幼児化がはじまっていることがわかる。

また「最近の若いヤツラは〜」という言葉には、妬みや嫉み、劣等感も感じさせる言葉でもある。


そう思うと「最近の若いヤツラは〜」とか「ゆとり世代は〜」というのは、さすがに恥ずかしいなあ・・・(苦笑)






巨椋修(おぐらおさむ)拝

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