昨日、渋谷にいったら駅構内に「日清 ラ王袋麺屋」という立ち食いラーメン屋(?)があったので食べてきました。
味は……、ラ王でした。(笑)
品は「醤油味」と「味噌味」の2種類。
お値段は250円。
まあ、これはお買い得というところなのではないでしょうか?
と、いうことで今回はインスタントラーメンの歴史がテーマ。
インスタントラーメンは1958年、いまの「日清食品」の創業者、安藤百福さんがご自宅で研究開発した「チキンラーメン」が最初といわれています。
値段は35円。
当時の物価は大卒の初任給1万3467円。
うどん1玉6円。
お店でラーメンを食べても、チキンラーメンと同じ35円くらいしたから、この当時のインスタントラーメンは結構高かったのです。
しかし、自宅で食べられる。簡単、即席というのが受けて、売れに売れ、その後、続々と他社もインスタントラーメンを売り出すようになります。
さらに1959年11月、泰明堂(現・株式会社マルタイ)が業界初の麺と粉末スープが別になった「即席マルタイラーメン」を発売。
それまで麺に味をつけただけのものから、現在の袋麺の主流になる麺と粉末スープが別になったものが生まれたのです。
さらに60年代から70年代にかけて、「タンメン」「醤油味」「塩味」「味噌味」と、多様なインスタントラーメンが出てきます。
1971年、日清食品から世界初のカップ麺「カップヌードル」が初売。その後、他社も続々と新しいカップ麺を発売。
いまや、インスタントラーメンは全世界で食べられており、宇宙食にも取り入れられています。
インスタントラーメンが生まれて約55年。
最初にインスタントラーメンを作った人は、インスタントラーメンが宇宙に行くなんて思ってもいなかったでしょうね。
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