巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

精子のはなし



人間の精子は、一度に1億から4億匹くらい吐き出され

その精子は3種類に分かれていて

卵子を受精させる【エリート】と

他の遺伝子を持った精子を攻撃する【ソルジャー】と

他の遺伝子を持った精子卵子に近づけさせない【ブロッカー】がいるらしい。


つまり、人間の精子にそのような仕組みがあるということは、自分以外の遺伝子を持った精子が、わりと頻繁に女性の膣や子宮に入ってきているわけで、そこで壮絶な精子戦争が起こっているというのだね。

ちなみに「チャイルド・サポート・エージェンシー」という組織の調査によると、世界では約15%が、子どもが自分の父親であると思っている“違う遺伝子”であるらしい。

また以前にも書いたけど、ある研究によると25人にひとりは父親と遺伝子が違うらしい。

さらに別の調査では、日本人の場合も20人に1人くらいが、自分が父親だと思っている人が違う遺伝子であるらしい。


精子は戦っているのだねえ……


精子こそ、男の中の男である!!!
(色んな意味で)


そしてその壮絶な精子戦争に勝ち残った証明が、いまのアナタなのだ!

生まれてきただけで、アナタは勝ち組!

エリートなのだよ!!



巨椋修(おぐらおさむ)拝