人間の精子は、一度に1億から4億匹くらい吐き出され
その精子は3種類に分かれていて
卵子を受精させる【エリート】と
他の遺伝子を持った精子を攻撃する【ソルジャー】と
他の遺伝子を持った精子を卵子に近づけさせない【ブロッカー】がいるらしい。
つまり、人間の精子にそのような仕組みがあるということは、自分以外の遺伝子を持った精子が、わりと頻繁に女性の膣や子宮に入ってきているわけで、そこで壮絶な精子戦争が起こっているというのだね。
ちなみに「チャイルド・サポート・エージェンシー」という組織の調査によると、世界では約15%が、子どもが自分の父親であると思っている“違う遺伝子”であるらしい。
また以前にも書いたけど、ある研究によると25人にひとりは父親と遺伝子が違うらしい。
さらに別の調査では、日本人の場合も20人に1人くらいが、自分が父親だと思っている人が違う遺伝子であるらしい。
精子は戦っているのだねえ……
精子こそ、男の中の男である!!!
(色んな意味で)
そしてその壮絶な精子戦争に勝ち残った証明が、いまのアナタなのだ!
生まれてきただけで、アナタは勝ち組!
エリートなのだよ!!
巨椋修(おぐらおさむ)拝