20世紀の独裁者について調べていたんだけど、おもしろい共通点があるんですよ。
独裁者全部じゃないんですけど、なぜか【社会主義国】から出ている人が多いんです。
(まあ、社会主義とかにもいろいろあるらしいので、正しくはマルクス主義ですが……)
ヒットラー、スターリン、毛沢東、ムッソリーニ、金日成、カストロ……
社会主義っていうのは、資本とか階級の平等をうたっていたりするらしいんですけど、なぜか独裁者と特権階級を生んでいたりする。
そして、粛清と飢餓、貧困が資本主義に対してかなり多い。
毛沢東が1.000万人。
スターリンは2.000万人殺しちゃってる。
もう恐るべき【恐怖政治】です。
それに飢餓での死亡を加えたら、軽く億を超える人が死んでるのね。
北朝鮮の惨状や、キューバだって国民がボートピープルになって、アメリカに脱出してる。
なんでもキューバを脱出して、生きて海を渡れるのは、海が荒れるせいで10人にひとりくらいの割合らしいけど、それでも海を渡って亡命しようとする人が絶たない。
一方、その社会主義の反対の政策、【弱肉強食】【淘汰】の理論であるところの、資本主義国では、それほど大掛かりな粛清や虐殺、餓死なんてのはほとんどない。
これは皮肉か裏腹か。
人間、理想通りにやあいかないもんなんだねえ……