ある映画に出演してきました。
ぼくの役は、優しくステキでダンディなお父様で、自分の愛娘にヒドイことをした主人公を追いつめ、得意の剣術でやっつけるという役どころの、スリルとサスペンスとファンタジーの絢爛活劇映画です。
(※どこかに嘘がまじってます。(笑))
(※わたしとわたしの優秀な部下役の人たち)
撮影は、夜明け前に新宿スバルビル前に集合し、早朝の九十九里浜で開始。
最初のうちは、風もなく2月にしては穏やかな天気だったのですが、途中から雨。
雨に雹が混じり
やがてアラレが混じり
やがて突風と横から吹き付ける強烈な雨になり
雨がやんだら、もんのすごい強風のなかで撮影は行なわれました。
(※出演者の日高ゆりあさん、彼女の髪の毛の乱れ具合から、風の強さを感じてくだされ)
ぼくが、セリフを噛んだり、間違えたり、変な顔やアクションになったのは、すべてはこの悪天候のせいなのです。
(※嘘です)
その中に、感心したのは、監督はじめスタッフや出演者の皆様。
悪天候の中でも、確実に仕事をしてのけておりました。さすがです。
強風の砂浜ということで、全員、顔の穴という穴に細かい砂や塩が入り込むという中での撮影だったというのに。
しかも体感温度は0度という中、5時間も撮影を行なったというのに。
主演の女優さんは、凍える中で演技を続け、助演の女優さんは、その中で、下着同然の衣装で演技をしていて頭が下がりました。
(※日高ゆりあさん)
また、休みなく働いている監督はじめスタッフの方々に頭が下がりました。
九十九里での撮影の後は、都内のスタジオで撮影。
ぼくは夜の1時くらいに抜けたのですが、撮影は深夜3時までやっていたそうです。
すごいなあ。
この映画は、今年4月に世界に先駆け調布で公開予定です。
こうご期待!