人生はいつも一瞬。
子ども時代も大人になっても、いつもいつだって“一瞬”で走り去ってしまう。
去年、2012年の夏もまた、一瞬で過ぎ去った。
いまから約11ヶ月前、ぼくは急遽岐阜に住まいを移し、【恐怖の細道】というお化け屋敷でひと夏を過ごした。
筆舌に尽くせぬ大変な苦労があり、終わったときはもう二度とこういうことはやるまいと思っていた。
下の映像は、その最終日、お化け屋敷の打ち上げライブのときのものである。
このときのスタッフや妖怪たち、レディストレンチコートギャングたちは、いまでも家族のように思ってる。
主催者であったヨシムラ代表が最後に歌った【やながもんの唄】は忘れられない。
このときはスタッフもキャストもみんな泣いていたなあ。
ぼくもこの歌を聞くと、あのときは涙は出なかったけど、いまになってジワリを涙が浮かんでくる。
彼らは、ただの街おこしをやったんじゃない。
伝説を作ったんだ。
ヨシムラ代表がよくいっていたものだ。
「ぼくは伝説を作りたいんや」
そしてそれは本当になった。
それにしても、最終日まで、最後の最後まで、事件、事件、事件。
よくあれだけのトラブルがあり、ヨシムラ代表含め、よくみんなあれだけ頑張ったなあ。
ちなみに最終日のぼくのエピソードはコレ。
さて、今年の夏はどうなるのかなあ。
また一瞬の夏が来る。
巨椋修（おぐらおさむ）拝
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